マルボロ

南島の北側にある、ニュージーランドで一番大きなワイン生産地です。川に沿って比較的平らな土地で、NZにしては大きな規模の生産者が多いです。道にそってワイナリーが点在しており、オープンセラーなところも沢山でワインツーリストにとっては、楽しい街です。古くからワインの生産をしていたワイラウ川のそばの土地は、水のおかげで風が流れて気温の調整がされ寒暖の差もあり良いブドウができます。南側のアワテレでは近年大きな生産者が沢山でき良いソーヴィニヨンブラン等のワインを作っています。

ホークスベイ

北島の東海岸沿いです。東側なので朝日から太陽を沢山浴びて日照量が多くブドウの生産にはてきしています。NZでは中くらいの気温になるので、黒ブドウのメルローやシラーなどの生産もされています。

ワイララパ

北島の南の下の方になります。東と西を山で囲まれて南の風が吹き抜ける地域でブドウに風があたりブドウが乾いた状態です。冷涼な地域なのでピノノアールなどが作られています。ブティックワイナリーが多く、生産量は多くないですが高品質のワインができています。

セントラルオタゴ

南島の南内陸部にあります。ピノノアールの世界最南端の生産地です。最高峰のピノノアールも生産されています。冷涼で日照時間が長いことから、アロマ品種や冷涼を好む品種が多く作られています。近くにはニュージーランドでも有名な観光地であるクイーンズタウンがあり、観光拠点として、セントラルオタゴのワイナリーツーリズムも盛んです。北島と違うのは高い山と渓谷の合間の村々でワインが作られています。乾燥し冷涼な気候がワインを作るのにはとても適しています。

オークランド　ワイへケアイランド

ニュージーランドで最大の都市である北島の中ほどにあるオークランドから、フェリーですぐに行けるワインのパラダイスのような島です。気候は北島ですので暖かく、黒ブドウの濃いワインを主に作っています。ボルドーブレンドと呼ばれる、カベルネソービニヨンなどのアッサンブラージュ（混ぜた）ものが多いです。島のなかにワイナリーが点在しており、それぞれ個性のあるワインを輩出しています。 併設のレストラン等もありオークランドに滞在時にはワイナリー巡りも楽しい島です。ニュージーランドで最高額のワインも作られています。

ネルソン

南島の北側にある湾に沿った海洋性気候で作られる高品質のワインつくりがされています。地域全体がワインツーリズムを行っていて、ワイン好きには一度訪れたいところです。

ノースカンタベリー　ワイパラ

南島、クライストチャーチから少し離れたところにあるワイン産地です。南アルプスを望む乾燥して日照時間が長くワインの生産には向いているところです。それそれのブドウの個性を尊重したワインつくりをされているところが多いです。